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知的資産経営報告書の活用 資金調達

資金調達について

融資は受けないに越した事はありませんが、新規事業や業務発展の為融資を受ける必要がある場合、会社の見えざる資産をまとめた知的資産経営報告書を作成、開示する事が重要になっております。

決算書からは読み取れない情報


決算書、面談のみではなく、下記は金融機関が知的資産経営報告書を重視しているか否かを平成22年11月に中小企業庁が行った金融機関の「財務諸表以外(知的資産経営報告書)を重視すると答えたアンケート調査結果」です。
知的資産経営報告書の活用 金融機関

財務情報:非財務情報=7:3の割合で金融機関は知的資産経営報告書を重視しております。
原因は粉飾決算が相次ぎ、倒産企業の約3割が粉飾決算を行っていた為です。

財務情報・非財務情報で会社を語る

中小企業が非財務情報も含めて会社を語るためには、どうすれば良いのでしょうか。
結論は、「決算書」と「知的資産経営報告書」を開示し、これら2つの開示 資料をあわせて会社を語ることです。財務情報を開示する「決算書」は、数字という客観的な言葉により確定した過去の事実(財政状態や経営成績)を語る資料 です。一方、非財務情報を開示する「知的資産経営報告書」は「知的資産」がどのように蓄積され、それを経営にどのように活かしていくのかを語る資料です。 「知的資産」を軸に経営の「これまで」と「これから」、つまり「経営のストーリー」を語る資料なのです。


決算書と知的資産経営報告書の並走が重要

ここで注意したいことは、非財務情報が利率や融資額などの融資時における実質的変数に与える影響には、企業にとってプラスの影響もあれば、もちろんマイナ スの影響もあることです。そもそも「決算書」からは読み取れない、または読み取りづらい情報が非財務情報であるがゆえに、伝えるべき情報が十分に伝わら ず、あるいは事実や現実と異なる情報が伝わることで、融資判断という局面において、企業にとって望まざる結果に繋がる可能性もあります。そのため、できる だけ正しく非財務情報を発信しようとする企業のスタンスが重要であり、ここでも、財務情報と非財務情報の相互関連性を維持した「決算書」と「知的資産経営報告書」による両輪・並走の重要性が確認できます。


決算書と知的資産経営報告書による事業展開ビジョン

(1)企業価値の分析精度が高まる
従来あまり詳しく評価されてこなかった知的資産経営の評価、つまり企業が中長期的にどのように将来の価値を生み出すのかという分析を行うことで、企業の本質的な価値を掴み、アナリストや投資家の分析精度は向上します。

(2)企業のリスクを評価できる
これまで、企業の経営に大きな影響を及ぼす「リスク情報」に関しては、開示されている定性情報の中でもとくに見えにくい部分でした。
企業の知的資産経営の開示内容を分析することで、企業がどのようなことに取り組み、逆に取り組んでいないのかを明確化でき、それらをたとえば業界内で比較することによって、企業の将来の事業リスクが鮮明に見えてきます。
リスクが将来的に顕在化する場合の業績を予測することが可能となれば、(1)と同様に、企業分析の精度が高まります。

(3)成長性の高い企業を見抜くことができる
知的資産経営に関する情報開示では短期的な利益等の情報ではなく、中長期的な企業価値を高めるための価値創造のプロセスが示されます。
投資家などの企業評価者にとっては、将来業績の予測に重要な影響を与える企業の先行投資に関する情報を掴むことができるため、企業の成長性を的確に見極めることができます。


これらにより金融機関は企業の将来へのビジョン、具体的情報等を得る事が出来、企業としては融資判断に極めて効果的なアプローチを放つ事が出来ます。



(参考)上記:経済産業省 帝国データバンクHPより

前ページ:知的資産経営の活用

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